坂東流日本舞踊の紹介


ここでは、私のライフワークでもある古典舞踊をご紹介いたします。
日本舞踊=Japanese danceは、世界的には日本の古典的なダンスです。 日本舞踊の古典的手法や踊る心は、どの時代においても普遍な新しさを秘めています。
でも、残念ながら日本人はこの日本にしかないダンスに触れる機会は極端に少ないでしょう。ひとりでも多くの人の目に触れるよう願っています。


主な舞台

「鏡獅子」「京鹿の子娘道成寺」「藤娘」
「越後獅子」「戻橋」「吉野山~忠信」
「鷺娘」「新曲浦島」「二人三番叟」
「茶壺」「北洲」「楠公」「傀儡師」etc.


「鷺娘」

____妄執の雲 晴れやらぬ朧夜の恋に迷いし我が心______

叶わぬ恋に一喜一憂する女心を切々と踊り、 恋故に落ちた地獄の呵責に狂い、その想いが鷺に化身してゆく。 女形の代表的な所作事の一つで、衣裳が引き抜きや肌脱ぎなどで 何回も変化していきます。

鷺娘舞台写真1

鷺娘舞台写真2


「双面」 at 国立大劇場

歌舞伎の演目にある「法界坊」に附随した所作事で、複雑に入り組んだ筋立てになっているのですが、簡単に言ってしまえば、三角関係の恋の話。

双面の舞台写真


「茶壺」 at 国立大劇場

同題の能狂言を舞踊化した松羽目ものでウエットに富んだ演目です。

茶壺の舞台写真


常磐津「京人形」 at 国立大劇場

彫物師、左甚五郎は恋いこがれた遊女に生き写しの京人形を魂こめて彫り、その人形が箱から出て踊り出すという歌舞伎舞踊としても人気の演目です。

常磐津「京人形」の舞台写真1

常磐津「京人形」の舞台写真2


扇菊会 日本橋劇場 清元「お祭り」より

___特別出演 坂東勝友___ 2004/1/11

扇菊会清元「お祭り」の舞台写真1

扇菊会清元「お祭り」の舞台写真2


「妹背山」 at 国立大劇場

常磐津の歌舞伎舞踊で俗には「お三輪」と言います。
造り酒屋の娘お三輪は、隣家の求女に恋をしている。七夕の夜、その焦がれる求女が夜毎訪れる姫を追っていくので、お三輪も後を追い三人の恋の駆け引きとなる。
求女は実は藤原淡海(歌舞伎ではこの「実は—」というのが多く、素性を明かさずに物語は展開していく)、姫はその淡海が狙う蘇我入鹿の妹橘姫である。
お三輪が求女との行く末を願って星に供えて紅白の苧環、その紅糸を求女が橘姫に、白糸をお三輪が求女につけ、運命の二本の糸は入鹿御殿へと導かれていく。
(補足ですが、次の御殿の場面では入鹿討伐を果たす求女のため、お三輪は喜んで殺されていくのです。こんな一途な恋の物語、歌舞伎には結構多いのですよ!)

妹背山

妹背山お三輪

お三輪/坂東扇菊

橘姫/坂東扇朱

求女/高橋哲彦


第三回扇菊会  日本橋劇場  長唄「連獅子」 ___ 2007/3/2 ___

能の「石橋」は、文殊菩薩が住むと伝えられる中国の霊地清涼山で、文殊菩薩を守護する獅子が牡丹に戯れて舞を舞うというものです。
その「石橋」をベースにした「連獅子」では、二人の狂言師が登場し、「牡丹は百花の王にして、獅子は百獣の長とかや」と讃えて、牡丹の花咲く伝説の石橋で戯れ遊ぶ獅子の姿を見せます。
獅子の世界で は我が子を強く鍛えるため、親は子を千仞の深い谷へ突き落とし、そこから這い上がって来た子だけを育てると語り、狂言師は父と子に扮し、その様子を演じ ます。
途中、間狂言の「宗論」になり、最後は獅子の精に姿を変えた二人が再び登場。獅子の毛を振り、豪快な姿を見せます。

連獅子1

連獅子2

連獅子3

親獅子/坂東扇菊

子獅子/坂東花暎


「坂東勝扇を偲ぶ 第四回扇菊会」  国立劇場小劇場  2010年4月28日

坂東勝扇を偲ぶ 第四回扇菊会1

坂東勝扇を偲ぶ 第四回扇菊会2

長唄「大原女」

京都の大原、八瀬は黒木を頭に担いで売り歩き、お多福のお面をつけて踊ります。
滑稽なクドキ、綾竹の踊り地から、髭の奴に引抜き、国入奴の踊りを見せます。
今回は素踊りでいたしました。

大原女

大原女2

長唄「小鍛冶」

刀鍛冶の三条小鍛冶宗近が勅令を受け、刀を打とうとするところへ東雲とともに稲荷明神が現れ、相槌を打って打ち上げ、後世に残る名刀を作る話。
原曲は能の「小鍛冶」です。

小鍛冶1

小鍛冶2

小鍛冶3

宗近/坂東扇菊
東雲/坂東小扇
稲荷明神/坂東胡扇


第48回東日本大震災復興チャリティ舞踊会  浅草公会堂  2011年12月11日

坂東会主催のチャリティー舞踊会に坂東扇菊、坂東扇輔が出演いたしました。

長唄「正札付」

本名題は「正札附根元草摺」、歌舞伎の人気演目です。
血気にはやる五郎が鎧を携えて、兄十郎の元へ駆けつけようとするところを、兄弟の後見人とも言うべき、小林朝比奈(もしくは朝比奈の妹、舞鶴)が引き止めるというもので、五郎と力競べをする様と、洒落た江戸前の振りが見どころ。

正札付

舞鶴/坂東扇菊
曽我五郎時宗/坂東扇輔

「一期会」 八千代座公演  熊本 八千代座   2012年4月21日(土)

一期会1

一期会2


清元「お祭り」 坂東扇菊 市川笑三

お祭り


清元「玉屋」 藤間華扇

玉屋


坂東流日本舞踊教室のご案内:

坂東扇菊舞踊教室を開いております。
日本舞踊に興味のある方、ご連絡お待ちしています。

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